歯と歯の間にできる「ブラックトライアングル」って知ってますか?

今の時代
歯並びの悪いほとんどの子供が
10代のうちに歯列矯正しているのでは。

私の娘たちも
10代のうちに歯列矯正をして
成人式はキレイな歯並びで迎えました。

娘たちはアゴも小さくて
昔からある矯正方法(犬歯の奥の歯を抜歯して動かす方法)でした。
中学生で矯正を始め
高校生の間はずーーーっと矯正器具(ワイヤー)が付いていました。
今にして思うと
娘たちから矯正したいと言いだしたのですが
よく長い期間、頑張ったなーというのが親としての感想。
抜歯した時は痛がったりしていましたが
私は矯正の経験もなかったので
食べ物などあまり気にしてあげていなかったような気がします。
本当によく頑張っていました。

おかげさまで
娘たちは
今、とてもキレイな歯並びをしています。
うっとりしてしまう笑顔です。(←親バカです)

今から
50代に突入した私も歯列矯正するわけですが
仕上がりは10代の頃に矯正をした娘たちと
同じような仕上がりになることはまずないと思います。
もちろん歯は矯正したらキレイに並ぶでしょう。

何が違うか…

それは「歯茎(はぐき)」が違うんです。

年齢と共に
歯茎って少しずつ減っています。
それによって
食べ物が挟まりやすくなる人もいます。

どんなにキレイな歯並びでも
年齢と共に
歯と歯の間に少し隙間が出来たりしちゃう人がいます。
そして
一番見た目が気になるのが
「ブラックトライアングル」というもので
歯と歯の間の歯茎が減ってしまって
黒い三角形の隙間 が出来てしまう現象。

この「ブラックトライアングル」という言葉を
私は矯正する歯医者さんで初めて聞きました。

10代だったら
歯茎もきちんと復活するというか
歯と共にキレイな形になってくれると思いますが
40〜50代はむしろ
矯正したら歯茎の減り具合が目立つようになることも。

40〜50代から矯正する場合(いや、30代くらいからかな)
そのあたりのことも
きちんと歯医者さんに相談するべきかと思います。

キレイになると思って矯正したのに
ブラックトライアングルだらけになって
ショックを受けたという記事もあちこちで見つけました。

で、歯医者さんにも前もって伝えていただきたいですね。

こういうことも(いわゆるデメリットも)
きちんと前もって伝えてくれる歯医者さんは
ステキ歯医者さんだと思います。

というか
患者さんの気持ちを理解してくれようとする歯医者さん。

トクに大人になってからの矯正は
噛み合わせなどの理由もあると思いますが
ほとんどは
みんな美しくなりたいから矯正しますよね。

それを理解してくれようとする、というより
患者さんの口元を
健康面でも美容面でもよくしてあげようという気持ちのある
ステキ歯医者さんを探すことですね。

そういうステキ歯医者さんに
患者さんは恋します!

歯医者さんは歯の美容院でもあります。
私たちはステキ歯医者さんを選べるのです。