トップの写真は今年の5月、カワイさんの動画配信スタジオ「ヒマナイヌスタジオ」で開催したCASIOのカメラさよなら会でのフォト。中央がカワイさん。この写真、スタジオの雰囲気もステキでお気に入りです!(CASIOのカメラがなくなっちゃったことは寂しい出来事でしたが)もうひとりの女性はサナエちゃん。
2019年が終わろうとしていますが、今年一番心に残っている、あるエピソードのことを記しておこうと思います。
それはカワイさんのお父さまがお亡くなりになったときのことです。
カワイさんはTwitter(さらに言うと、Ustream)がきっかけで知り合った方で、動画配信のスペシャリストとして有名な方なのですが、Facebookではさらにそのお人柄でたくさんのファンに囲まれている方です。年齢は私の夫のふぁるこんと同い年。少年の心を持っていらして、興味のあることを全力で楽しんでいらっしゃる方。私たちが一時期、Ustreamやタイムラプスに夢中になったのは、カワイさんの影響です。
そのカワイさんのお父さまが今年、亡くなられました。そのときのカワイさんの全力でお父さまを想う気持ち、そしてそれを行動にしている姿に、お父さまのご病状を心配しながら私たちはカワイさんがお父さまにやってさしあげていることに感動していました。
お父さまがお若かった頃からの写真をスライドショーにして、病室にモニターを置いて、お見舞いにいらした方とお父さまがその写真を見て楽しめるようにされていたこと。
あるとき、お父さまが「俺は何も残せなかった」とおっしゃったのにカワイさんは悲しくなり、お父さまがお若い頃に作っていらっしゃった音楽雑誌の表紙を病室の壁一面に飾ったこと。
さらに、その雑誌の表紙の画像といっしょにみんな写真を撮ってくれないか?とお友達に呼びかけられました。カワイさんの熱いお友達は、その表紙の画像といっしょに写真を急ピッチで撮り、カワイさんに送り、カワイさんはその写真をお父さまに見せていらっしゃったんだと思います。
さらにその雑誌のTシャツを作ろうと企画していらっしゃいました。
お父さまが「楽しい人生だった」と最期に思えるように、全力でお見送りしていたカワイさん、人気の理由はこのお人柄なんだなってあらためて私もふぁるこんもカワイさんが大好きになりました。
「苦しまないように」「痛くないように」…最期を迎える家族に対して、それは誰もが考えることだと思うけど、カワイさんは何よりお父さまに幸せな気持ちで最期を迎えてもらいたかったんだと思います。
「楽しかった!」「生きてきてよかった!」「いい人生だった!」って、カワイさんのお父さまはきっと笑顔で天国に向かっていかれたと思います。
私だったらどうだろう、あんなに全力で誰かの最期を看取ってあげられるのかな。カワイさんの投稿を見て、そんなことを考えさせられる毎日でした。
今年一番心に残った本当に温かいエピソードなのでした。
天国にいらっしゃるお父さまは今、カワイさんやご家族のことを笑顔で見守っていらっしゃいますね。
お幸せな気持ちでいらっしゃると思います。
ありがとうございました。
Facebookのカワイさんの投稿より。
(カワイさんはFacebookの投稿も公開して毎日の楽しいことを配信していらっしゃるので、動画配信や楽しいことに興味のある方はFacebookのカワイさんのフォローをおすすめします!私はカワイさんの子育てパパの一面も大好きなのです!)